Shouma’s Steady Days

仕事と投資と生活と。

退職を考え始めた5年前

いまの職場を辞めることを考え始めたのは50歳のときで、いまから5年前の2021年のこと。
世界中が新型コロナのパンデミックで大きく変容している最中であり、国も自治体も企業も新しい社会についての様々な模索をしていた。

その当時、辞めたいと考えた理由はいろいろとあった。会社が買収されて仕事の進め方や優先度の考え方が大きく変わったことが要因として一番大きかったように思う。
その時点で15年以上在籍していて買収された側のベテランであるため私を頼る人は多いのに、私自身は買収した側で頼れる人はいないという、買収された会社の管理職にありがちな状況だった。
気苦労が多く、これをあと10年以上続けるのかと思うようになったことをいまでも覚えている。

当時興味を持ってFIRE(Financial Independence, Retire Early)関連の情報を集めるようになったものの、人と会わない生活はつまらないとか、働かないで引きこもる節約生活は何が楽しいのかといった、ネガティブな情報も散見された。
新型コロナのときにフルリモート勤務の期間があったので、家族さえいれば自分は問題ないと自覚できたが、生活をどのようにしていくのかという目線がないままの退職は危険かもしれないとも感じていた。

その当時の私の保有資産はおおよそ3300万円。(妻の資産は含まず)
持ち家(分譲マンション)のローンは返し終わっていたが、FIREするにはあまりにも少ない状況であり、会社を辞めるなら転職をしなくては生活が成り立たない。
その上、私が持っていた資産の多くは現預金であり、持ち家を除く金融資産は生命保険の変額保険のみであり、金融リテラシーはほとんどなかったと言える。

本当に辞めたときに資産を作っておかないととやっと自覚した私は、ネット証券会社で手続きを行い特定口座やNISA口座を開設するなど資産運用の活動を真面目に始めることとなる。
それが5年前のことだった。